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 愛媛県西条市氷見に江戸時代から残る屋敷「住吉屋」で、古いひな飾りの展示が始まった。住民から寄せられた大正・昭和期の16組のひな人形が並ぶ。初の試みとして主催した住民グループ「氷見古民家研究会」は「今とは違う趣の人形もあるので、ぜひ見てほしい」と来場を呼び掛けている。入場無料。3月21日までの土日祝日(3月7日を除く)に公開する。

 多くの人に住吉屋を知ってもらおうと企画した。住吉屋は江戸後期ごろから大地主として加茂川以西に広大な土地を所有し、最盛期には2000石の米を産したとされる。主に1841年に建築された屋敷は、当主の森家が県外在住のため傷みが激しかったが、地元住民らが2015年に研究会を立ち上げて保存・顕彰活動に取り組んでいる。

愛媛新聞社

江戸末期・天保の古民家「住吉屋」森邸再生物語

愛媛県西条市氷見丙658番地にある「古民家/地主の家(庄屋格)」の保存を目的とする運動。現在有形文化財認定に挑戦。江戸後期天保12年(1841年)建之とあるが、別棟庭座敷はもっと古い可能性が。「氷見古民家研究会」というバックアップ組織により2016年7月より修理しながら公開している。→2023年8月7日に悲願達成。認定されました

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